マウスピース矯正とは？メリット・デメリットを徹底解説！
やまぎし歯科医院は、太田市に根ざした予防歯科と矯正歯科に力を入れる地域密着型の歯医者です。当院では、目立ちにくく快適なマウスピース矯正を提供しており、特にインビザラインを採用した治療を推奨しています。本記事では、マウスピース矯正の基本情報やメリット・デメリット、治療の流れについて詳しく解説します。
1. マウスピース矯正とは？
マウスピース矯正とは、透明で薄いプラスチック製のマウスピースを使用して歯を少しずつ動かし、理想の歯並びへと導く矯正治療のことです。ワイヤーやブラケットを使用する従来の矯正治療とは異なり、取り外しが可能で、目立ちにくいのが特徴です。
インビザラインとは？
マウスピース矯正の中でも特に人気が高いのがインビザラインです。アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したこの治療法は、1997年の登場以来、世界中で1,500万人以上の患者に利用されています。インビザラインは、専用の3DスキャナーとAI技術を用いて精密に歯の動きをシミュレーションし、個別に設計されたマウスピースを作成するため、高い精度と予測可能な治療が可能です。
2. マウスピース矯正のメリット
① 目立ちにくい
マウスピースは透明なので、装着していてもほとんど目立ちません。特に、接客業や営業職の方など、人前に出る機会が多い方にとって、大きなメリットになります。
② 取り外しが可能
食事や歯磨きの際にマウスピースを取り外せるため、従来のワイヤー矯正に比べて口腔衛生を保ちやすいです。食べ物が矯正装置に挟まる心配もなく、好きな食べ物を楽しむことができます。
③ 痛みや違和感が少ない
ワイヤー矯正に比べ、マウスピース矯正は歯にかかる力が緩やかなため、痛みが少ない傾向にあります。また、金属を使用しないため、口の中が傷つくリスクも低くなります。
④ 金属アレルギーの心配がない
インビザラインを含むマウスピース矯正は、金属を一切使用しないため、金属アレルギーを持つ方でも安心して矯正治療を受けることができます。
⑤ 通院回数が少ない
マウスピースは事前に作成されるため、ワイヤー矯正のように頻繁な調整が不要です。通常、1～2ヶ月ごとに歯科医院で経過を確認する程度で済むため、忙しい方にも適しています。
3. マウスピース矯正のデメリット
① 1日20時間以上の装着が必要
マウスピース矯正は、決められた時間（1日20～22時間）装着しないと効果が出にくいです。食事や歯磨きの際は外してもよいですが、装着時間を守らないと治療期間が長引いてしまう可能性があります。
② 適応できる症例が限られる
重度の歯列不正や顎のズレが大きい場合、マウスピース矯正だけでは十分な効果を得られないことがあります。その場合、ワイヤー矯正や外科的な治療が必要になることもあります。
③ 紛失・破損のリスク
マウスピースは薄く、軽量なため、誤って捨てたり紛失してしまうことがあります。また、熱に弱いため、高温のお湯で洗浄すると変形する可能性もあります。
④ 初期費用が比較的高め
インビザラインを含むマウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも初期費用が高いことが多いです。ただし、通院回数の少なさや快適性を考慮すると、コストに見合った価値があるといえます。
4. マウスピース矯正の流れ
① 初回カウンセリング
歯並びに関するお悩みや矯正治療の希望をお伺いし、マウスピース矯正が適しているかどうかを判断します。
② 精密検査
レントゲン撮影や口腔内スキャンを行い、歯の状態を詳しく調べます。インビザラインでは3Dシミュレーションを活用し、治療後の歯並びの予測を事前に確認できます。
③ 治療計画の作成
検査結果をもとに、どのように歯を動かしていくかを計画します。この計画をもとに、患者様専用のマウスピースを作製します。
④ マウスピースの装着開始
マウスピースが完成したら装着を開始します。1～2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら、少しずつ歯を動かしていきます。
⑤ 定期チェック
約1～2ヶ月に一度、歯科医院で経過を確認します。計画通りに歯が動いているかチェックし、必要に応じて調整を行います。
⑥ 矯正終了＆保定期間
矯正が完了した後は、歯の後戻りを防ぐためにリテーナー（保定装置）を装着します。この保定期間は約1～2年程度が推奨されます。
5. まとめ
マウスピース矯正（インビザライン）は、目立ちにくく快適な矯正治療法として、多くの方に選ばれています。特に見た目を気にする方や、取り外し可能な矯正を希望する方に最適です。ただし、装着時間を守る必要があるため、自己管理が求められます。
やまぎし歯科医院では、患者様一人ひとりに合った矯正治療を提供し、太田市の皆様の健康な歯並びをサポートしています。マウスピース矯正に興味のある方は、ぜひ当院までご相談ください！
