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歯科コラム

フッ素の効果

フッ素の2つの効果

フッ素は、歯そのものを丈夫にしてくれるのと同時に、むし歯菌の力をも弱めてくれる、むし歯予防に欠かせないものです。

1. 歯の再生力が上がる!

実は、歯は食事のたびに溶けたり(脱灰〈だっかい〉)、再生したり(再石灰化〈さいせっかいか〉)を繰り返しています。
脱灰ばかりが起こるようになると、やがて再生できなくなり、むし歯になります。
フッ素はこの再生(再石灰化)を促進させる効果があります。

2. 歯が丈夫になる!

歯は表面が結晶になっています。しかし、通常の歯の表面はとても弱い結晶で、むし歯菌が作り出す酸によって溶かされ、むし歯となります。
そこでフッ素を使い、結晶の力を強くします。特に乳幼児や小さなお子さんは、まだ歯が丈夫でないため、フッ素による歯質強化を強くお勧めします。

とはいえ、過信は禁物です

フッ素は確かにむし歯になりにくい状態をつくりますが、それによって、完全にむし歯が予防できるものではありません。
あくまでも、むし歯予防の基本は毎日の歯みがき。このブラッシング(歯みがき)とともに、フッ素を併用することではじめて、高い予防効果を発揮します。
もちろん、一度むし歯になってしまったら、フッ素を使っても治りませんよ!

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