妊娠中のお手入れと治療
妊娠中の食生活
妊娠中はできるだけ歯の治療は避けたいものです。
むし歯の大敵は甘いものと不規則な食生活。妊娠中は甘いものが欲しくなりがちですが、甘いものを食べたいときはお菓子などは避けましょう。また、間食もむし歯の原因になりますので、できるだけ控えるようにしましょう。
妊娠中は、味覚や臭覚が敏感になり、歯みがきも怠りがちになります。
そんな時は、無理をせず、できるときに歯を磨きましょう。
妊婦性歯周炎にも注意!
妊娠中はホルモンの分泌が盛んになります。
このホルモンを好む細菌が増殖し、歯周炎を引き起こすことがあります。これを妊娠性歯周炎といいます。
歯周炎になると、歯ぐきが腫れたり、出血したりします。場合によっては、早産の原因になることもありますので、しっかりしたケアが必要です。
妊婦性歯周炎にも注意!
1. 時間にこだわらない
歯みがきは食後できだけ早くするようが良いですが、つわりがひどい場合などは、無理をせず体調の良いときに歯をみがきましょう。
2. 歯みがき粉
歯みがき粉の匂いで気持ち悪くなることもあります。ブラッシングで大切なのは、歯みがき粉の良し悪しよりも、まずはしっかり丁寧にみがくこと。ですから、種類にこだわらず、できるだけ香料の少ないものを選んで、しっかりみがきましょう。
5. 小さめの歯ブラシをつかいましょう
大きい歯ブラシはのどを刺激しやすく、吐き気も感じやすくなります。なるべく、小さめの歯ブラシを使用して、刺激を少なくしましょう。
4. 下を向いて歯をみがきましょう
歯みがきをしていると、だんだん唾がたまってきます。唾がのどの奥にたまると、吐き気を感じやすくなるので、下を向いて歯をみがきましょう。