丁寧な説明と安心な治療の歯科医院「やまぎし歯科」で行う歯ぎしりとは?

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歯ぎしり

実は、歯ぎしりは、
ほとんどの人がして
いると
言われています。

* 実際、歯ぎしりの自覚のある人は全人口の8%と言われていますが、18%の人に強い歯ぎしりがあると言われています。歯ぎしりを自覚している人がいる一方で、全く自覚のない人がけっこうな割合でいらっしゃいます。

歯ぎしりというと、歯をこすり合わせてギシギシと音を立てるイメージがありますが、全く音を立てない歯ぎしりもあります。このような場合、歯を食いしばっていることに気づかずに過ごしてしまいがちで、歯やあごにさまざまな症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

歯ぎしりは自覚がないからといって、「自分には関係ない」ものではありません。「自分には関係ない」と思わずに、歯ぎしりについて少し学んでおきましょう。

歯ぎしりにもいくつかの種類があり、一般的には3つに分類されます。

グラインディング

上下の歯をギリギリと擦り合わせているような、一般的に皆さまにイメージされている歯ぎしりのタイプです。音が大きいので、ご自身では自覚がなくても、ご家族や身近な方から指摘をされることで自覚する場合が多いのが特徴です。

クレンチング

歯をこすり合わせず、噛み締めるタイプの歯ぎしりです。音が出ないため、ご家族や身近な方から指摘されることもないため、非常に気づきにくく、放置されがちです。また、強い力が加わり続けるため、歯に大きなダメージを与えることも少なくありません。

タッピング

歯ぎしりの一種で、歯をカチカチと素早く打ち合わせます。
グラインディングは寝ている間に行われますが、クレンチングやタッピングは寝ている間だけでなく、起きている間にも行われます。

歯ぎしりで歯に加わる力は、なんと食事の時の2倍と言われています。
このような、強い力が加わると、

  1. 歯が摩耗する
  2. 歯が折れる
  3. 治療して被せた歯が折れた
  4. 歯周病が悪化する(歯が揺れる)
  5. 顎関節が痛い

などといった症状が出たりします。
しかし、歯ぎしりをしているかどうか自覚症状のある人は少ないため発見するのが難しいのが実際です。

そこで以下の項目をチェックしてみてください。

  1. 家族に歯ぎしりをしていると言われた事がある
  2. 起床時にあごの疲れを感じる(日中は消失)
  3. 歯が欠けやすい
  4. 朝、歯がしみるのが強くなる
  5. 治療した詰め物や被せ物がよく壊れる
  6. 歯がすり減っていたり光沢がある
  7. 舌や頬に歯型の圧痕がある
  8. 下顎の骨が膨らんで隆起している(特に内側)

寝ている間に歯ぎしりをすることは誰にでもあります。しかし、軽度であれば特に問題にはなりません。
しかし、上記の項目にチェックがあり、それが悪影響を及ぼしているようであれば、歯や顎関節へのダメージが大きくなる前に対処することが大切です。
心当たりのある方は、一度当院にご相談ください。

歯ぎしりの治療は歯科医院へ行くことが一番の解決法ですが、自宅でできるセルフケアもあります。「睡眠の質の改善」というセルフケアです。
睡眠時に歯ぎしりが起きる理由については、まだ分かっていませんが眠りが浅くなると歯ぎしりが起きやすくなっていることは、明らかになっています。
と言うことは、止めようと思っても意識的に止めることは難しいですが、深い眠りに就くことができれば、睡眠時の歯ぎしりの頻度を抑制することができます。

眠りの質の改善には

睡眠の質に悪影響を及ぼすものを知り、睡眠の質を改善しましょう。

いびき

息が苦しくなって眠りのサイクルが乱れ眠りが浅くなる

タバコ

ニコチンには覚醒作用があり健やかな眠りの妨げになる

ストレス

ストレスの原因は不安から来ます。
不安があると覚醒しようという本能的な意識が働き睡眠が浅くなります。

寝酒

寝酒を飲んだ直後は眠くなりますが、3時間ほどするとアルコールが体内で分解され交感神経を刺激する物質となって眠りを浅くします。

逆流性食道炎

睡眠中に胃液が食道に上がってくると眠りが浅くなります。

向精神薬

特定の抗うつ剤は、不安を抑えるセレトニンの不足を補って気持ちを明るくするためその影響で眠りが浅くなります。

そして確実に有効なのがナイトガード(スプリント)です。

スプリント療法は、歯科医院で患者さまの歯型に合わせて製作した歯ぎしり専用のスプリントを寝ている間に装着してもらうことで力を分散することで、歯周組織に加わる力を軽減できます。

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