群馬県太田市の歯医者「やまぎし歯科医院」のブログ ~ あなたの知らない唾液の世界 - 歯の豆知識

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あなたの知らない唾液の世界

太田市の歯医者、やまぎし歯科医院です。

 

あなたは自分の唾液のことをどこまでご存じですか?

ミュータンス菌がむし歯をつくる主役ならば、唾液は歯を守る主役と言えるでしょう。

唾液は口の中の粘膜を湿らせて、消化を助け、食べ物を食べやすくしてくれ、食べかすを洗い流してくれます。

また、細菌が増えるのを抑えてくれたり、プラーク(歯垢)の中の酸を中和させる働きもあります。

唾液1mlの中には、250300種の細菌が78億も含まれています。私たちは口の中を唾液で洗って、飲み込んでいるのです。

唾液といっしょに飲み込む細菌は、一日に14gにもなると言われています。こうしてお口の中の細菌の量は調整されているのです。

また、唾液の中には、たくさんの抗菌物質が含まれていて、例えば犬などの動物は、ケガをしたときに傷口を舐めていますが、これもまたこの抗菌物質を利用しているのです。

唾液には、酸を中和する力(緩衝能)がありますが、唾液の量が減ると、この能力も低下してしまいます。

緩衝能には個人差があり、緩衝能の高い方は、ミュータンス菌がつくった酸をすぐに中和してしまいますが、反対に低い人はプラーク(歯垢)の酸性が長く続いてしまうため、むし歯のリスクが高くなります。

同じお口の中であっても、唾液に守られている場所、唾液のないところがあります。舌の下はいつも湿っています。それは近くに唾液腺の出口がたくさんあるからです。このおかげで、下の歯の内側がむし歯になることはめったにありません。逆に上の前歯の外側や、顎の形によっては上の奥歯の外側は、唾液が届きにくい部分です。歯ブラシを使う時は、唾液の働きの悪いこのような部分を丁寧に磨くようにすると良いでしょう。

唾液の量が少ない人の場合には、唾液のもっているたくさんの働きがすべて低下してしまいます。乾燥したパンが飲み込めない。

夜中に起きて水分を口にするなどの自覚症状が、口腔乾燥の目印です。唾液が実際に少なくなると、味が変わる、発音がしにくい、口が臭いなど、いろいろな不快感を感じ、さらに粘膜の炎症を起こしたり、のどや上気道の感染を起こしやすくなります。

当然、むし歯リスクも高まります。

唾液が出にくくなる原因は、病的なもの(シェーグレン症候群)、唾液線の老化や障害のほか、薬の副作用も見逃せません。高齢になると、何らかの不調をきっかけに薬を飲み始め、その副作用を抑えるためにさらに薬を飲むという具合に、たくさんの薬を飲んでいるケースがあるでしょう。

多くの薬には口喝副作用があるため、日常的に口喝を感じることになります。

唾液の質や量など、歯科医院で検査が可能です。(保険診療外)ぜひ、あなたもご自身の唾液の質を調べてみてはいかがでしょうか。

  • 投稿日:
  • 投稿者:やまぎし歯科医院

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